解決事例
赤信号で停止中に居眠り運転の車に追突され、夫婦とも頚椎捻挫、頭部打撲などの怪我を負った事例
1.事故状況
Aさんが赤信号で停止していたところ、居眠り運転の車に追突されました。Aさんと同乗していた配偶者(Bさん)は二人とも、頸部捻挫及び肩や頭部の打撲傷を負いました。
2.相談のきっかけ
事故後3ヶ月程経った頃、加害者側保険会社は治療の打ち切りと和解を伝えてきました。Aさんはもう少し治療を継続したいと思われ、弁護士と相談するため、インターネットで弁護士事務所を調べられました。Aさんはホームページで当事務所のことを知って相談に来られました。
Aさんは弁護士と面談し、直ちに事故の損害賠償についての示談交渉を弁護士に委任されました。
3.弁護士の活動
委任を受けて弁護士は状況を把握するために、直ちに加害者側保険会社に対し、事故証明書、診断書、レセプト、事故車両の写真などの資料を請求しました。
弁護士は加害者側保険会社に対し、Aさんの治療の継続を申し入れ、最終的に事故後6か月で症状固定となりました。
4.弁護士関与の成果
Aさんが症状固定となったので、弁護士は加害者保険会社と既に症状固定となっていたBさんの分も含め示談交渉を行いました。弁護士は基準に従い損害賠償金額を算定し請求しました。弁護士が交渉した結果、ほぼ満額の損害賠償金を獲得できました。
損害賠償金額の内訳
Aさん | Bさん | |
治療費、交通費等 | 55万円 | 14万円 |
通院慰謝料 | 70万円 | 53万円 |
休業損害 | 21万円 | |
合計 | 125万円 | 88万円 |
5.弁護士の所感
家族で何人もの方が交通事故の被害者になると、家庭生活に大きな影響が出ます。それぞれの方が怪我の治療に時間を割かれ、今までの家庭のリズムが大きく狂ったりします。
そのうえ、仕事ができなくなる方が出れば経済的な打撃も発生します。このような時には、被害者は家庭生活の維持に力を注ぎ、加害者側保険会社との損害賠償についての交渉は弁護士に任せた方が得策です。
弁護士に依頼する費用を高いハードルにしないために、自動車保険の弁護士特約を付けておかれることをお薦めします。
高の原法律事務所
所長 坪田 園子
代表弁護士である坪田園子は、「顔の見える関係」を何より大切にしております。依頼者とは、必ず直接お会いして、お話をじっくりとお伺いしたうえで事件をお受けしております。奈良の高の原という奈良の郊外で、地域密着の依頼者対応をモットーとしております。最初は不安な顔で相談に来られた方も、無事に解決した後は、笑顔になって帰られます。一人でも多くの方の笑顔が見られるように精進致します。ぜひお気軽にご相談をくださいね。