事務所案内
目次
事務所理念
1 話をよく聞く
一般的に、弁護士は「敷居が高い」「えらそうにふるまう」「話をあまり聞いてくれない」と言われることが多いです。
実際に私も法律相談の際に、相談者の方が、以前相談した弁護士からそのような態度、感じを受けたと言われたことが何度かありました。
2 悩みを理解する
悩み事を抱えた人が弁護士に相談しようとするのは、その人が自分で何とかがんばったけれども、自分ではうまく解決しない時で、追い詰められた心境にあります。
実際、私も身内が当事者となった生命保険に関する事件で、代理人として関与しました。
その時は自分も当事者の苦しみを嫌と言うほど味わいました。
事件が解決するまで当事者の気持ちはずっとモヤモヤとして、心が重くしんどいものです。
悩みを抱えた方は、そのような思い詰めた心境の元、最後の手段として弁護士に相談されます。
私は、そのような方々にとって、敷居が低く、心を開いて、何でも気軽に相談できる存在でありたいと思います。
3 解決策を考える
幸い、私は女性であり、これまで「話しやすい」「話をよく聞いてくれる」と言っていただけることが多くありました。
私は弁護士ですが、実はトラブルがきらいです。
人と人が争うことは見たくありません。
こういうと、弁護士らしくないと思われるかもしれません。
でも、だからこそ、私はトラブルをできるだけスムーズに、適切に解決していきたいと思います。
どんな事件でも、すぐに法的な裁判をすればよいというものではありません。
本人の状況や気持ちを尊重しながらも、何が事件解決に最良の方法かを探っていきます。
そして、納得のできる結果に向けて、一緒に伴走する弁護士でありたいと思います。
終わったら、いつの間にか笑顔になって、帰っていただければと思います。
事務所方針
①知識、専門性
事案に必要な知識や専門性をもって、対応します
②迅速な対応
依頼いただいた内容は、できる限り迅速に対応していきます。
③信頼関係
依頼者と信頼関係をもって、事案を進めていきます。
④親密な報告(ホウ・レン・ソウ)
案件の途中で連絡を取り合い、適宜進捗状況をご報告いたします。
⑤明確な報酬基準
報酬基準は明確にし、わかりやすい内容にいたします。
事務所概要
事務所名 | 高の原法律事務所 |
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所長 | 弁護士 坪田 園子(つぼた そのこ) |
住所 | 〒631-0805 奈良市右京区1丁目4番地サンタウンプラザひまわり館3階 |
電話番号 | 0742-81-3677 |
FAX番号 | 0742-81-3672 |
アクセスマップ
高の原駅徒歩2分 駐車場完備
※サンタウンプラザの駐車場を無料でご利用いただけます。
当事務所までの道のり
【電車でのアクセス】
近鉄奈良駅から近鉄奈良線急行で約30分。
ひまわり館には「高の原法律事務所」の広告が見えます。
高の原法律事務所は3階です。
高の原法律事務所のはじまり
女性弁護士がひとり。
大阪淀屋橋の西天満、大阪地方裁判所の目の前の法律事務所で、9年間勤務していました。
奈良と京都の県境の高の原から、毎日大阪まで、片道1時間以上かけて通勤していました。
いつかは独立して、自分の事務所を構えたい、と漠然とした思いがありました。
ある日、高の原に住んでいるというお客さんが、大阪の事務所まで相談に来られました。
このお客さんは、「高の原には法律事務所がない」ということで、わざわざ1時間以上もかけて大阪の事務所まで来て下さったのでした。
この時、「裁判所の近くには法律事務所が山のようにあるが、高の原には法律事務所がない、でもきっと高の原でも法律事務所に相談したいと考えている人はたくさんいるはずだ。
そういう人たちのために、自分が事務所を立ち上げて手助けしたい」と弁護士は考えました。
そして二男を出産した後、女性弁護士はかねてからの独立の夢を実現するべく、いよいよ「高の原法律事務所」の立ち上げに向かって動き出しました。
開業にいたるまで
「高の原には法律事務所がない」というのが開業のきっかけだったので、事務所名は「高の原法律事務所」と決めました。
しかし、高の原は住宅地で、事務所に適した賃貸物件が少なく、事務所スペース探しに苦労しました。
独立前の事務所にて
幸い、駅前にサンタウンプラザひまわり館というりっぱな建物があり、そこの3階の部屋が空いていましたので、運良く借りることができました。
駅からは徒歩3分ほど、1階には南都銀行も入っていて、駐車場も完備、何とも心強い立地でした。
開業に向けた事務所作りが始まりました。
慣れない中での準備でしたが、いろいろな人の助けを借りながら、事務所の設計、内装工事、通信システムの配備、ITネットワークの構築など、開業に向けて進んでいきました。
そして、平成23年12月、ついに「高の原法律事務所」は開業いたしました。
開業してから
女性弁護士は、それまで大阪で勤務していたため、高の原には全くお客さんのつながりはありません。
開業直後は金融機関、JA、商工会、税理士事務所など様々なところへあいさつと営業に回りました。
そうこうしているうちに、ホームページや紹介でお客さんから問い合わせが入り、相談を受けるようになりました。
交通事故、相続問題、遺言書、離婚問題、男女トラブル、労働問題、賃貸問題など、様々な種類の相談を受けました。
女性弁護士ということもあり、女性のお客さんの相談も多数ありました。
そういう中で、非常に切羽つまったお客さんから相談がありました。その人は家賃を支払えず、家主から裁判を起こされ、住居からの明渡しを求められていました。裁判は、もうすぐ結審の上、判決されそうになっていました。
女性弁護士は、依頼者が住居を失うという緊急性から、急遽訴訟代理人に就任しました。
そして、裁判所に反論の機会を求め、その間に何とか滞納家賃を支払う段取りをして、難しい所で訴訟を和解に持ち込み、そのお客さんは明渡しを免れました。
お客さんは、女性弁護士が尽力して窮地を救ってくれたことを非常に感謝され、今でも季節の挨拶をしてくださいます。
開業3年後
女性弁護士は、目の前のお客さんの相談に一つ一つ丁寧に対応していくことを心がけました。
相談で終わる事案、依頼を受けて交渉や手続きをする事案、裁判や調停をする事案、様々なケースに対して、全力で取り組みました。
時には、東京の裁判所まで行きました。
そのようにして、開業後3年たちました。
受けた相談は544件にも及び、交通事故、離婚、相続をはじめ、様々な相談を受けました。
依頼された案件については、いずれも解決に結びつけることができました。
女性弁護士は、お客さんとこまめなコンタクトをとりながら、女性ならではの細やかさと柔軟性で、様々な案件に必死に取り組んできました。
それが、実績へとつながっていったのです。
これからの高の原法律事務所
開業時は書類棚はガラガラでしたが、今は事件記録でいっぱいになりました。
それを見ながら、女性弁護士は思いました。
「様々な相談に対して、自分はさらに自信を持ってサービスを提供していきたい。交通事故、相続、離婚については、さらに研究をすすめて専門性を高め、奈良の法律事務所といえば高の原法律事務所と言っていただける事務所に成長していこう」
一人でも困ったお客さんの力になりたい、女性弁護士の挑戦はこれからも続きます。