解決事例
赤信号で停車中、追突され頸部・腰部を捻挫、14級の後遺障害が認められた事例
1.事故状況
Aさんが赤信号で停車していたところ後ろから来た車に追突されました。追突の衝撃は非常に強く、Aさんは頸部捻挫・腰部捻挫の障害を負いました。
Aさんは、整形外科に通院し治療を続けました。
2.相談のきっかけ
Aさんは治療を続けていましたが、事故から10か月経過して症状固定が間近となりました。Aさんは、症状固定後の加害者側保険会社との示談交渉について、弁護士に相談したいと思い、当事務所のホームページを見て弁護士に相談にこられました。
弁護士と面談の後、Aさんは加害者側保険会社との示談交渉を委任されました。
3.弁護士の活動
Aさんから受任から1か月ほどしてAさんは症状固定となり、弁護士は自賠責損害調査事務所に後遺障害認定の被害者請求を行いました。
弁護士は、Aさんの頚椎・腰椎のMRI画像には脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアがみられるので、「局部に頑固な神経症状を残すもの」として12級の後遺障害に該当すると主張しました。
自賠責調査事務所は頚椎・腰椎の障害について、「局部に神経症状を残すもの」としてAさんの後遺障害を14級と認定しました。
この結果を受けて、弁護士は、Aさんの損害賠償金額を算定し、加害者側保険会社と示談交渉を開始しました。
4.弁護士関与の成果
損害賠償金の内訳
治療費、交通費等 | 121万円 |
入通院慰謝料 | 101万円 |
逸失利益(5%、5年) | 68万円 |
後遺障害慰謝料(14級) | 110万円 |
合計 | 400万円 |
5.弁護士の所感
Aさんは症状固定の前に、弁護士に相談に来られました。弁護士が代理人として自賠責の後遺症請求をしたことで、14級の等級認定を受けることができました。後遺障害が予想される場合は、Aさんのように出来るだけ早く弁護士に相談されることがおすすめです。
後遺障害認定に際しては、加害者側保険会社による事前認定より、弁護士による被害者請求の方が、被害者の状況を詳しく自賠責損害調査事務所に伝えるので、被害者にとっては有利な認定が期待できます。
弁護士は、被害者が事故に対する正当な損害賠償を受けられるように、出来る限りの手を尽くします。
加害者側保険会社との示談交渉に入る前には、是非弁護士にご相談ください。
高の原法律事務所
所長 坪田 園子
代表弁護士である坪田園子は、「顔の見える関係」を何より大切にしております。依頼者とは、必ず直接お会いして、お話をじっくりとお伺いしたうえで事件をお受けしております。奈良の高の原という奈良の郊外で、地域密着の依頼者対応をモットーとしております。最初は不安な顔で相談に来られた方も、無事に解決した後は、笑顔になって帰られます。一人でも多くの方の笑顔が見られるように精進致します。ぜひお気軽にご相談をくださいね。