渋滞の交差点で停止中、後続車に玉突き追突され頚部・腰部を捻挫、１４級の後遺障害を認定された事例 ｜奈良の交通事故弁護士相談 高の原法律事務所

１．事故状況

Aさんは、交差点の信号が青になったが前が渋滞しているので停止していました。後続車が青信号のみを見て急発進しAさんの後の車に追突し、そのはずみでAさんの車も玉突き状態で追突されました。

この事故でAさんの車は大きく損傷し、Ａさんは、頚椎捻挫、腰椎捻挫などの傷害を負いました。

２．相談のきっかけ

Aさん浜松に住んでおられましたが、知人の薦めで事故の直後に当事務所を訪問し、弁護士に相談されて相手方保険会社との交渉を弁護士に委任されました。

３．弁護士の活動

Ａさんは整形外科での治療を継続しましたが、首や腰の痛みが続きなかなか回復しませんでした。事故から５ヶ月たった頃、加害者側保険会社は治療費の打ち切りを打診してきました。弁護士は、Aさんの治療は未だ必要と主張して治療の継続認めさせました。事故から９ヶ月後に症状固定となり、弁護士は自賠責損害調査事務所に対し、頚椎と腰椎に椎間板ヘルニアが認められているので、「局部に頑固な神経症状をのこすもの」として、12級の後遺症障害の被害者請求を行いました。

自賠責損害調査事務所は、頚椎と腰椎の後遺症について「局部に神経症状を残すもの」として１４級に該当すると認定しました。

４．弁護士関与の成果

自賠責損害調査事務所の後遺障害等級認定を受けて、弁護士は加害者側保険会社と示談交渉を行いました。

損害賠償金額の内訳

５．弁護士の所感

Aさんは浜松に住んでおられましたが、事故直後に当事務所を訪れ、相手方保険会社との示談交渉を委任されました。

そのため、相手方保険会社の担当者との交渉をすべて弁護士に任せ、自分は治療に専念することができました。弁護士との連絡は、電話やメールでスムースに行うことができました。

治療打ち切りの打診があっても、弁護士が対応するので自分が納得するまでの期間治療することができました。

又、症状固定後の後遺症申請を念頭に置いた、MRI画像や診断書を用意することをアドバイスするので、申請がスムースに行えます。

　　　このように、事故後早期に事故の交渉を弁護士に委任することにより、治療から示談交渉までの期間で、適切なアドバイスを受け、有利な示談交渉が期待できます。