状況別【治療中の方】
2 治療中の場合
事故でケガをすると、医療機関で治療を受けることになります。加害者に任意保険会社がついていれば、治療費は保険会社が直接病院に支払ってくれます(これを任意一括対応といいます)。
ただし、整骨院の施術は注意が必要です。保険会社は、主治医の許可や同意がないと、整骨院の施術までは認めず、整骨院の施術については支払を拒否することもあります。整骨院の施術を受ける場合は、あらかじめ主治医の許可や同意を取り付けておきましょう。
ただし、整骨院の施術は注意が必要です。保険会社は、主治医の許可や同意がないと、整骨院の施術までは認めず、整骨院の施術については支払を拒否することもあります。整骨院の施術を受ける場合は、あらかじめ主治医の許可や同意を取り付けておきましょう。
また、むちうちのように、レントゲンやMRIで明らかな異常が認められないものについては、保険会社は2~3ヶ月もすると、治療の打ち切りを求めてきます。いくら被害者が治療を希望しても、保険会社は一方的に医療機関に連絡をして、治療費支払を打ち切ってしまう場合もあります。このような場合、被害者は希望する十分な治療を受けることができず、保険会社から非常にストレスをかけられることになります。
弁護士に依頼した場合
弁護士に依頼した場合は、治療の継続に関する交渉も弁護士が被害者本人にかわって、保険会社と行ってくれます。自分が直接交渉しなくてもよくなるので、被害者はストレスから解放されます。
弁護士は、被害者ができる限り治療を継続できるよう、全力を尽くして保険会社と交渉します。